五氣
水
水気 — 流るる
語釈
水は流れ隠す気です。
季節では冬、方位では北に属します。
金の生を受けて木を生じ、土の剋を受けて火を剋します。
文献の言
流るる気溢る。
思い深く柔らかなり。
過ぐれば思い多くして先延ばし、情に沈む。
中心を執りて動けば、洞察は行となる。
流るる気ほどよし。
聡明と柔らかさと深さと均し。
広く読めど流されず。
流るる気浅し。
退きて思い、情を治むる力足らずして急く。
豊かなる休みと水、黒き色、その気を満たす。
流るる気、均衡を執る。
知恵と柔らかさと休み、運を引き上ぐ。
黒き色と北、豊かなる休息、水辺の時に益あり。
寒き節に生まれし記録なり。
されどこの座に入るは清き水なり。
温めんとする水にあらず、照らし洗い出だす水なれば、己が光のそれだけ強しとの意なり。
暑き節に生まれし記録なり。
乾ける地に水の貴ければ、この気こそ即ち値なり。
流るるに任すこと、休ましむることが、そのまま力となる。
偏らざる節に生まれし記録なり。
溜まらず涸れざれば、流れを開く業のみ残れり。
この語が立つ卷
- 第二卷 五氣ゴキ判読 88%